秋から冬にかけても降り注ぐ紫外線、ビタミンCもポリフェノールも紫外線対策に有効ですが赤い魚介類に含まれるアスタキサンチンも内側からの紫外線対策にとっても有効な食材です。

アスタキサンチンとは、鮭やいくら・カニ・エビなどの魚介類に含まれる赤色の天然色素です。鮭とマスは同じ種類の魚ですが、筋肉中にアスタキサンチンを沢山溜めこんでいるため鮭の身は鮮やかなピンク色なのです。川を遡って産卵する鮭は筋肉に大きな負担がかかるので、活性酸素を除去するためにアスタキサンチンを蓄えていると考えられています。

アスタキサンチンは鮭の中では紅サケに一番多く含まれており、100gあたり2.5mg~3.5mgでいくらも同様です。煮たり蒸したりしてもアスタキサンチンは減少しませんが、脂溶性なため揚げると約80%に、焼くと約60%に減少します。ホイル焼きなど包んで焼く調理法やお鍋料理だと溶け出した。アスタキサンチンも逃さず食べることができます。

調理する時間がなくても紅サケの水煮缶などを利用して積極的に赤い魚介で美肌ケアしちゃいましょう。

アスタキサンチンの美肌パワー

紫外線を浴びると体内に活性酸素が発生し、脂質でできた細胞膜が活性酸素によって酸化されて過酸化脂質となり肌の老化を早めます。アスタキサンチンは細胞膜が酸化されることを防ぐ作用が強く、ビタミンEの1000倍の力で酸化を防ぐことがわかっています。

活性酸素には、スーパーオキシド・ヒドロキシル-ラジカル・過酸化水素・一重項酸素の4種類がありますが、一重項酸素が紫外線を浴びた時に皮膚に発生してコラーゲンとコラーゲンをつなぐ架け橋を破壊し、たるみやシワの原因を作り出します。アスタキサンチンは、この一重項酸素に対して強い力を発揮し、研究によればβ-カロテンの40倍、ビタミンEの550倍もの力があるそうです。

また、アスタキサンチンには肌の水分量を増やす働きと皮脂をコントロールする力もあり、肌を健康な状態に近づけてくれます。アスタキサンチンは、酸化されやすいのですがルチンと一緒に摂る事で酸化を防ぐことができるので、ルチン豊富な蕎麦と一緒に食べると酸化されずにしっかり肌にまで届きます。リコピンとの相性も良いのでトマトと合わせるのも効果的です。