日本酒には美白・美肌などの効果があると古くからいわれています。日本酒に含まれている美容効果の高い成分を抽出して使用している洗顔クリーム・化粧水・美容液といった基礎化粧品もいろいろな種類が市販されています。

日本酒は昔から肌によいと言われ、その理由は美肌効果があるといわれる米由来の各種アミノ酸やビタミン・ミネラルを豊富に含んでいるからとされています。

また、日本酒の製造工程で生まれてくる米ぬかや酒粕自体が美肌・保湿成分として有効であるといわれています。

特に新鮮で良質な米ぬかには、保湿効果・美白効果・肌のキメを整える作用があり、ビタミンB群・ビタミンE・カルシウム・カリウム・鉄分などのミネラル、食物繊維といった美容効果をもたらす天然の栄養素がバランス良く豊富に含まれています。

最近では化粧品メーカーのみならず、日本各地にある日本酒の蔵元や老舗の清酒メーカーなども、日本酒に含まれる美容成分を有効に利用した化粧品やスキンケアアイテムが開発され、販売されています。

日本酒の肌への効能

日本酒による美容効果はいろいろと具体的に明らかになってきています。例えば、純米酒に含まれているフルーツ酸には、古くなった角質を除去して肌の生まれ変わりを促進し、ふっくらと潤いのある柔らかい肌質にするといった効能があります。

そしてちょっと耳に馴染みのない成分ですがαGG(アルファ・グルコシルグリセロール)という成分があります。これは兵庫県の辰馬本家酒造が酒造りの研究の過程で発見した、日本酒に含まれる旨み成分です。

αGGの効能の中にヒアルロン酸とコラーゲンの生成を促進させ、保湿性や弾力性の維持といった、スキンケアならびに美肌を作る上で欠かせない作用をはじめ、さまざまな働きがあることが分かっています。

日本酒にはポリフェノールの一種であるフェルラ酸という成分も含まれています。フェルラ酸には強力な抗酸化作用があり、身体の細胞を錆びさせ老化を早める活性酸素に対抗し、肌トラブルに関して言えばシワやたるみといった老化現象、シミやそばかすの沈着などといった悪影響を抑制する効能があります。