健康効果も有名な納豆ですが、大豆を発酵させることで得られる効果は美肌作りにも役立ちます。
大豆に含まれる大豆イソフラボンは女性ホルモンエストロゲン(卵胞ホルモン)に似た働きをし、女性の美しさや若々しさを手助けしてくれます。また、コラーゲンの合成を促進させるので肌のハリを持続させると共に、肌細胞の新陳代謝を活発にさせることで保湿力も高まります。

そして納豆に含まれるナットウキナーゼという酵素によって血液がサラサラになって血行が良くなり、肌の隅々まで栄養がいきわたって美肌につながります。

納豆にはビタミンB群も豊富に含まれており、また、アミノ酸のひとつであるアルギニンは成長ホルモンの分泌を助けます。納豆のネバネバ成分である粘液多糖類はビフィズス菌を増やして腸内環境を調えて、便秘に伴う肌荒れやニキビの改善に役立ちます。

更に納豆菌が発酵過程で作り出す納豆のネバネバ成分の一つポリグルタミン酸は、ヒアルロン酸の約10倍の保水力があると言われています。

肌に良い納豆の食べ方

美容食として確固たる地位を不動のものとした納豆、以前テレビ番組で健康効果が紹介されて品薄になったのは記憶に新しいところです。健康や美容の為に納豆を食べる場合、食べる時間や食べ方に気を付けることによって、より効果的にその美容効果を活かすことができるのです。

納豆に含まれるアルギニンは成長ホルモンの分泌を促しますが、成長ホルモンの分泌は寝ている間の22時~2時までが一番盛んになると言われています。すなわちしっかり効果を得ようとするならば朝食ではなく夕食で食べることが望ましいのです。

また、ナットウキナーゼはよく混ぜて粘りを出すことで増えますのでしっかりかき混ぜて、そして熱に弱いので、火を通さずそのまま食べるのがおススメです。

健康に良いから漠然と食べているだけでなく、成分や効果的な食べ方を知って一工夫することで、美肌への意識も効果もぐっと高まります。カロリーも低く身近なこともあって、毎日の食事にも手軽に取り入れやすい食品のひとつですので、ぜひうまく活用して美しい素肌を作っていきたいですね。

納豆の薬味に工夫して美肌効果を高める

美容に良いとはいえ臭いが苦手という声も多い納豆ですが最近では匂いの少ない納豆など食べやすいものが増えています。

苦手でも得意でも、そのまま食べるだけでなく薬味にもひと工夫すると相乗効果が得られますので、是非色々試してみると良いと思います。

例えばネギに含まれる硫酸アリルと言う成分はビタミンB群の吸収を高めます。細胞の再生を促すと同時に肌に有害な過酸化脂質の働きを抑え、肌荒れを防いでくれるB2や皮脂が過剰に分泌されるのを抑え、べたつきや吹き出物を防ぐB6の効果も更に期待することができるのでぜひ組み合わせたいものです。

そして納豆アレンジの基本であるキムチ納豆ですが、キムチには、植物性乳酸菌が多く含まれていて、乳酸菌は納豆菌をエサにして増殖するので、納豆と合わせることで乳酸菌を増やすことができます。さらにキムチ納豆に玉ねぎを加えると、玉ねぎに含まれるビフィズス菌のエサになるオリゴ糖が更に相乗効果を生みます。

混ぜ合わせてすぐに食べるのではなく、納豆・キムチ・玉ねぎを良く混ぜて冷蔵庫で一晩ねかせてから食べると大きな効果が得られます。