高野豆腐といえば煮しめや卵とじといった料理でおなじみのヘルシーなイメージですが、。実は肌にも良いそうです。

こうや豆腐は大豆のみを原料とし、大豆に含まれているタンパク質と脂肪を抽出した製品のことです。乾物なので調理にひと手間かかりそうにも感じますが、使い方はとても簡単です。

昔のこうや豆腐こそ湯戻しや水の入れ替えが必要でしたが今のはだし汁を入れた鍋に入れて煮含めるだけで簡単に美味しいこうや豆腐を作ることが出来ます。また、一般的に知られている形状の他、さいころ状のものや、細切りのもの、薄切りのものや粉末状のものなど、バリエーションは様々です。

こうや豆腐は木綿豆腐を凍らせて熟成させた後に乾燥させるため、栄養素が凝縮されています。特に注目したいのはたんぱく質を構成するアミノ酸です。

肌のうるおい補給やくすみ対策に役立つアミノ酸はこれからの季節に欠かせませんが、こうや豆腐のたんぱく質含有量は(乾燥状態で)100gあたり50.2gと、木綿豆腐の6.8g、納豆16.5g、豆乳3.6gと、他の大豆製品を圧倒するレベルです。それこそがこうや豆腐はがアミノ酸の宝庫と呼ばれる所以なのです。

高野豆腐でおいしく美肌作り

高野豆腐はカロリーが低く、高タンパクなのに鉄分も豊富なので、美肌のためにはぜひ食事に取り入れてみたい食材のひとつです。

これからの季節は特に、鉄分不足が乾燥肌やクマ、くすみを招いてしまいます。女性が一日あたりに摂取すべきとされている鉄分量は12mgですが、こうや豆腐100gあたりの鉄分含有量は7.8mgです。調理の過程で水分を吸収することを考えると一度の食事で摂れる量はもう少し減りますが、手軽に調理できる食材ですから頻繁に食べたいものです。

元々のカロリーが低く、液体を吸収するという性質を活かせばいろいろな料理に重宝します。基本的には出汁を加えて炊く料理を想像しますし、あのスポンジのような食感や味気なさが苦手…という声も多いように思います。

けれど少し視点を変えて洋風の味付けにしたり、味付けした卵を染み込ませてみたり、フライパンなどで焼いてみたり…はたまた下味をつけて唐揚げや天ぷらにしたり、乾燥した状態のまますりおろしてミンチや粉ものに入れてみたりすると、苦手な人も美味しく食べられる新しいレシピになるのです。

ヘルシーな一品として食卓に追加することでぜひ美肌作りに役立てたいものです。