韓国では昔からおなじみのカタツムリクリーム

カタツムリと聞くと寄生虫などの関係でむやみにさわらない方が良いなど、良いイメージがない人も多かったりします。

カタツムリクリームとはカタツムリが通った後に付く、あのネバネバした、カタツムリ分泌液と言われるものから抽出された「カタツムリエキス」を配合した美容クリームです。もちろんカタツムリ本体が入っているわけではないので安心して使えるものです。

韓国コスメで人気が出て、日本に輸入されて話題になりましたが、未だ根強い人気を誇っています。

カタツムリエキスには、抗炎症・と毛穴の引き締め効果のあるアラントイン・肌荒れ防止のグリコール酸・コラーゲン・エラスチンなどの美肌成分がたっぷり入っており、美容にはとてもいい成分なのです。

韓医学の有名な本「食品東医宝鑑」には『カタツムリは、優秀なたんぱく質が多く、無機質でカルシウムが豊富なため、食品として天然のカタツムリはもちろん、養殖をすることも多い。韓方(漢方)では、百日咳の治療薬として使用され、カタツムリの皮は、オデキの治療にも使用された。また、ムカデのような毒虫に刺されたときに塗るという民間療法もあった』と記されているそうです。韓国では昔からなじみの深い成分だったようですね。

フランスうまれのカタツムリクリーム

韓国が発祥だと思われがちなカタツムリエキスですが、実は発祥はフランスなのです。

フランス料理では有名な食用カタツムリ「エスカルゴ」ですが、このエスカルゴの養殖職人の手がきれいだったことから、研究が始まったそうで、フランス化粧品の高級ラインで使われていますが。

しかしフランスでは「カタツムリエキス」という記載ではなく、「ムコ多糖類」となっていることが多いそうです。「ムコ多糖類」はカタツムリエキスの別名ではなく、他の原料のものも多いので「ムコ多糖類」と書いてあってもカタツムリエキスが入っているとは限らないので、取り扱われ方が全然違うともいえますね。

その「カタツムリエキス」の美容威力を韓国が真似て大ヒットし、安価でカタツムリ分泌液を抽出できるように開発されました。韓国のものは「カタツムリエキス」と堂々と記載していることが多く、今では韓国コスメの代表的な成分となっています。

最近では日本のメーカーもカタツムリエキスを配合した化粧品を発売していますが、韓国や南米の原料メーカーからカタツムリエキスを調達していることが多いそうです。配合は日本ですが、カタツムリエキス自体は韓国産や南米産のものである可能性が高いのですね。

カタツムリエキスを使った美容アイテム

カタツムリエキスには、古い角質を取り除いてくれるグリコール酸・皮膚を柔らかくして健康な細胞を作ってくれるアラントイン・肌のハリや弾力をサポートしてくれるコラーゲンとエラスチン・自然界の抗生物質成分などが含まれているため、主にアンチエイジング・しみ・しわ・乾燥などへの対策に高い効能がるそうです。そして多くの肌トラブル、例えばニキビ・キズ・やけどの跡、かみそり負け、妊娠線などにも効くのだそうです。

商品には色々なものがあります。海の泥や花などを基本とした成分にカタツムリエキスが配合され、オーガニックな材料満載でお肌ツルツルになるというパックは、匂いはメーカーによるそうですが、使用感はのびはそれほどではないもののもったりとした皮膚に浸透する感じの重たさ・粘つきが感じられ、しっとりとした保湿が長時間感じられるようです。

パックの他にもクリーム・石鹸などが自然派コスメショップで販売されているようです。さかのぼること古代ギリシャ時代から、皮膚のトラブルなどに薬として使われてきた人気コスメのカタツムリエキスを使った美容アイテムは現在でも愛され続けているのですね。