玄米とは稲の果実である籾(もみ)から籾殻(もみがら)を除去した状態で、まだ精白されていない状態の米のことです。

玄米はタンパク質や糖質・脂質・食物繊維・ビタミン・ミネラルといった成分が豊富かつ、バランスよく含まれている食品です。美容面においてもさまざまな作用をもたらすことがわかっており、もちろん美肌・美白効果も充分に期待できる食品です。

白米に比べて炊く時の手間や、食感の悪さを理由に敬遠される人も多いようですが、玄米に含まれる栄養価は白米と比較にならない程に高く、私たちの身体にとっての健康面で多くの効能があります。

白米と比べてよく噛まないと飲み込みにくいので、顎回りの筋肉が使われることで鍛えられ引き締まった顔回りになることはもちろんよく噛むことで満腹感が得られるというメリットもあります。

また、玄米は肌を若返らせる成分もたくさん含まれており、美肌対策としてもパワーを発揮してくれます。

ただ美味しんぼでも取りあげられたことがあるように残留農薬の濃度の問題などもあるので、一概にすべてが良いものであるとは言い難いことも確かです。

玄米の栄養素

玄米は白米と比較してみると、ビタミンB1が約5倍、ビタミンB2が約2倍も多く含まれています。

ビタミンB1は不足してくると疲れやすくなったり、イライラして精神に不安定な状態になりやすく、ストレスに対して抵抗力も弱まるので、お肌にとっても良くありません。

ビタミンB2は細胞の再生や成長を促進する働きのあるビタミンです。不足すると肌あれが起こったり肌が脂っぽくなり、にきび・口内炎などを引き起こしやすくなります。

玄米にはビタミンEも白米の約4倍含まれています。ビタミンEは老化を防ぐビタミンで抗酸化作用があり、肌に対する効果だけではなく、動脈硬化を防止して心臓や脳血管などに起因する様々な生活習慣病を予防する効果にも期待できます。

肌の老化を進行させる大きな原因は過酸化脂質が増えることだといわれていますが、ビタミンEの抗酸化作用により過酸化脂質を増やさないようにし、ニキビをはじめ、シワ・シミ・たるみといった肌トラブルの症状が生じるのを予防することができます。

発芽玄米の美肌効果

最近よく見聞きすることも多くなった発芽玄米ですが、通常の玄米と比較して健康面・美容面においても更にさまざまな効果が期待できるそうです。

市販のほとんどの玄米は加熱乾燥されているので死んでいて発芽しない可能性があります。一方自然乾燥の場合は籾殻がなくとも種子としての機能を失っておらず、播種(はしゅ)すれば芽が出ます。

玄米を発芽させた発芽玄米では含まれる栄養素がパワーアップされ、吸収されやすい形に変化するそうです。また、玄米にはない新しい栄養素も生み出されるとのことでメリットがかなり大きいです。

発芽玄米に含まれる食物繊維は玄米と比べて約3倍になります。食物繊維をしっかりとると便秘解消に繋がることから、体内に溜まった毒素なども排出されやすくなり、腸内環境が改善されるに伴ってニキビや吹出物などの肌トラブルを予防でき、美肌効果も十分に期待できると思われます。

また、便秘が解消し便通がよくなることにより代謝が活発化してエネルギーを多く消費する効果があるので、肌への効果だけでなく痩身効果も期待できそうです。